J'adore -25ページ目

戯れる。。。。。。


こんな風に会っていてもいいの?

わたしたちはどういう関係だと説明すればいいの?

あなたからの答えはもらえない。

わたしはあなたから拒絶されるのがこわくなっているから、それ以上は聞けない。

どうして?

と言おうとする唇をふさがれる。

そのうちに意識が遠のく。

心と体が別々になるのを感じる。

やっぱり『戯れ』?

わたしをみだらにして遊んでいるの?

どうでもよくなるそんなこと。

キライになりたい。

それなのにまた会いたいと思う。

好きだという言葉をささやいて。

そうしたらほんの少し罪の意識が薄くなるから。

泣かせて。。。。。。


今は会いたくないの。

会ったらたぶん泣いてしまう。

涙を見せたらわたしの負け。

ほんとのわたしを見せてしまう。

あなたを愛し始めたと気がついたとき、

なぜ恋は終わろうとするの。

わたしらしく恋を終わらせて、せめてものお願い。

本当は泣きたいの。

優しくされるとダメになりそう。

こんな弱いわたしをあなたはもっと好きでなくなるから。

泣かない、泣かない。

強く微笑むの。

ミントティーをもう1杯


あなたに抱かれた夜。

月が輝いていた。

朝の別れがもしかしたら恋の終わり。

わたしの待っていたのはやはりあなたではなかった。

間違いとは言わないけど。

思い出にしましょう。

ゼロに戻るだけ。

ミントティーをもう1杯のんだら、

以前のわたしに戻ろう。

そして、そしてまた新しい恋を探すの。

サヨナラは言わない。

何もなかったことになるのだから。

もしもまた恋をしたいのなら『出会い』からやり直してね。

切なくて。。。。。。


忘れていた感覚。

あなたに抱かれたいという気持ち。

あたたかさを感じていたいの。

きっとあなたはわたしを愛してはくれない。

そんなことはわかっている。

だけど、あなたを確かめたいと思う。

冷たい雨が止んだ。

かさを閉じて歩いてみよう。

熱くなった胸の思いが冷めるように。。。。。

ほほに残るのは涙ではないわ。

最後の雨の滴。

わたしの心をぬらした。

微笑みの謎


ガラスに映るあなたは、どうして柔らかに微笑むの?

少し瞳をうるませて上気した頬。

今から彼に会いに行くの。

恋のかけらをにぎりしめて。

少し恋している。

恋に期待している。

こんな瞬間。

切なく愛しい気持ちが生まれる。

ワイン2杯目


2杯目のワインが終わるまで

あなたからのコールを待つわ。

たぶん来ない。

きっと来ない。

待つ「切なさ」を、あなたはわたしにプレゼントしてくれたのね。

もしもあなたに今度会うとき。

もっとわたしは恋している。

予想通りでない恋を期待しているわたしを知っているの?

そんなあなたにほんとは会いたい。

フィジカルにメンタルにあなたに会いたい。




note


恋が始まるとき、noteを変える。

自分のイメージを香に込める。

わたしの姿が見えなくても思い出してほしいから

イメージを香にする。

あなたのそばにわたしがいなくても、香でわたしを感じて。。。。。

わたしの言葉が香と共にあなたを酔わすわ。

あなたには罪はない。

あなたは香によっただけ。

甘い言い訳も恋には必要。

今夜のわたしは何の香?

4種類の薔薇の香が混じった華やかな香であなたを誘っているのよ。

薔薇の花が微笑むような華やかな恋を期待しているわ。


エメラルドグリーンゾーン


ソーダ水の中に浮かぶあいつは憎たらしい微笑で別の女をみつめる。

誰かのあなたになる前に、

アイスクリームの白い煙に隠されてしまわないように急ぐの。

エメラルドグリーンゾーンの世界のあなたは、わたしだけのもの。

ソーダ水の中でお互いをみつめあう。

確かめているのはどちら?あなた?わたし?

ソーダ水が冷たいうちにあなたを飲み干すわ。

冷たいあなたの心が好き。

COOLでいてね。

わたしを飽きさせないでいてね。




街が金色に染まる頃


銀杏並木のある道が金色に染まる頃。

わたしは恋をした。

風に舞う枯葉のように、あなたの一言で心が躍った。

金色に輝く街を歩くとき、あの頃の切ない気持ちを思い出す。

あなたに会いたくて、会いたくて、

でも口にできないで、金色の街を彷徨った。

いつのまにか彷徨う心は冷え切ってしまっていたけど、

今でもこの季節になると、あなたを思い出す。

fall in love

恋に落ちたくて。。。。。。

ワインは心を酔わせるの


赤く輝くルビーのようなVin Rouge。

グラスを躍らせて口に運ぶ。

今夜の君は甘い香。

華やかに微笑むと薔薇の花びらが散る。

今夜はいいの。

何がいいの?

あなたに酔ってもいいの。

今夜なら罪はワインのせいにするわ。

白い指が肩で震えた。

物語が始まった。