ある意味、別れ
ともだち、なんて美しく都合のいい言葉。
ある男友達のことを思い浮かべた。
本心から言うと、わたしは彼らを友達だけだなんて思ってはいない。
「一緒に寝ても、朝まで何にもないさ」なんて、お酒を朝まで飲みながら笑い合う。
そんなことないでしょ?
そんなのイヤだわ。
わたしはまだ、あなたたちのことを男だと思っているし、わたしを女として感じていてほしいもの。
友情っていうものに、もしもわたしたちの関係が変わってしまったら
それはある意味『別れ』なのよ。
わたしが女として魅力的ではなくなったことだし、あなたもオトコの香を失ったことになる。
だから友達だなんて、思い込まないでほしい。
たとえアムールはなくても、たまには女であり男であると感じてほしい。
空気のような存在にはなりたくない。
少しはあなたに刺激を与えたい。
まだまだわたしたちの間が友情だけでつながれるには早すぎるわ。
好きだなんて言ってくれなくてもいいけど、たまには危ない雰囲気で過ごしてみてもいいと思う。
そんな勇気失ったら、ちょっと人生の色もセピアかかってくる。
だから、トモダチだなんて思い込まないで。
わたしってやっぱり『オンナ』です。